今回は、バンド【Scorpions】のアルバム『Love at First Sting』より、曲「Big City Nights」をご紹介させて頂きます。
このアルバムは、以前紹介した曲「Rock You Like a Hurricane」と同じ9作目のアルバムに収録されています。この曲は、ルドルフ・シェンカーによりギター・ソロが演奏されているのも特徴です。
原曲です。
Scorpions – Big City Nights (Lyrics)
シンプルで印象に残るリフから曲は始まります。そこから自然にヴォーカルが入り、何とも黄昏れながら哀愁漂うサウンドが心地良いAメロ・Bメロが展開されます。そして、サビでは、一緒に歌わずには居られないメロディーに夢中になります。2:41~3:13付近のギター・ソロでは、普段はリズムギターのルドルフ・シェンカーがギター・ソロを弾き、特有の叙情的なヴィブラートが心に染みます。
今回の「心の琴線に触れる音」は、サビの”Big City,Big City Nights”のフレーズ部と、ルドルフ兄さんのギター・ソロです。普段はリードギターのマティアス・ヤプスも、この曲では、細かい演出をして脇にまわってルドルフを引き立てています。もちろんクラウスのヴォーカルが素晴らしいのは言うまでもありません。
ファンとしては、(もう良い歳だし)ルドルフとマイケルは早く仲直りして欲しいです。マイケルはクラウスの事だけは、素晴らしいと言っているだけに残念です。
当時のライブ版です。
Scorpions – Big City Nights – 8/31/1985 – Oakland Coliseum Stadium (Official)
ルドルフお兄さんのギター・ソロも、少しマイケルにも似て叙情的な音がします。弟のクロスした白黒では無く、左右で白・黒が完全に別れています。
ライブ版です。
Scorpions – Big City Nights
サウンドもステージパフォーマンスも素晴らしいです。感動的です。偉大なバンドです。ルドルフお兄さんのギター・ソロも味があって良いですね。お兄さんは、ベンツVを使っています。
バンドHappenstanceによるカバーです。
Fozzy – Big City Nights (The Scorpions Cover)
他バンドによるカバーです。新鮮な感覚で曲を聴くことが出来ます。
ご紹介のアルバムです。
これを機会に、多くの人にスコーピオンズの哀愁を知って頂き、少しでも明日の力になれば幸いです。
コメント