Scorpionsマイケル・シェンカー

【Scorpions】Lonesome Crow

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今回は、バンド【Scorpions】のアルバム『Lonesome Crow』より、曲「Lonesome Crow」をご紹介させて頂きます。

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Lonesome Crow

今回、ご紹介するアルバム『Lonesome Crow』は、バンド【Scorpions】が1972年に発表したバンドのデビュー・アルバムです。結成は、兄ルドルフ・シェンカーのバンドメンバーと、解散した弟のバンド:コペルニクスのギター:マイケル・シェンカー、ヴォーカル:クラウス・マイネが合流して誕生したバンドでした。曲の方は、アルバム全般を通して、サイケの様に怪しい雰囲気を漂わせた玄人向けの音楽です。今のキャッチーでメジャーなバンド【Scorpions】からは、想像もつかない曲調です。特筆すべきは、若き日のマイケル・シェンカーのギター・プレイです。まだ、フライングVを手にする前で、レスポールを弾いていた事ですが、マイケル・シェンカーらしさが存分に感じられ、ファンとしては嬉しくなります。ほぼアドリブに近い演奏ですが、活きたフレーズとエモーショナルな音には、マイケルが持つ天才的なセンスを感じます。マイケル・シェンカーが、バンド【Scorpions】の正式メンバーとして在籍したのは、このデビュー・アルバムだけで、このアルバムの後、引き抜かれてバンド【UFO】に加入しました。また、ボーカル:クラウス・マイネは、昔から素晴らしいです。今回は、そんな記念すべきアルバムから、最も刺激のある大作曲「Lonesome Crow」をご紹介させて頂きます。

ご紹介の曲「Lonesome Crow」の原曲です。


Lonesome Crow – Scorpions

イントロから、サイケな雰囲を醸し出した効果音から、静かにベースやギターとヴォーカルが入り、2:13くらいから、渋く印象に残るリフから曲のモチーフとなるAメロ展開が始まります。若き日のクラウスのヴォーカルも、力強く凄みがあります。3:03から8:00位まで、ほぼギター・ソロなど楽器中心。8:56くらいから、ミドルテンポとなり、怪しげなヴォーカルのシーン。9:35からギター・ソロのヴァイオリン奏法から入り、重い音が続きます。その後、11:11頃から、激しさを増して、最後も怪しく終わります。

今回の「心の琴線に触れる音」は、モチーフとなるAメロ展開と、11:11から曲の最後までの、激しさを増した、マイケル・シェンカーのギター・ソロです。聴いただけで凄みを感じます。テクニックでも音楽理論でも無く、彼が心を震わせる程、強い気持ちを込めて弾いているからこそ、心を震わせる音が出せるのだと思います。私の尊敬するエモーショナルなギタリスト:マイケル・シェンカーは、自分の個性を大切にしています。ギタリストとして何が一番大切なのかを教えてもらった気がします。そんな彼のデビュー・アルバムから、今も変わらぬ彼の原点を感じて頂けると嬉しいです。


Scorpions 1972 w/ Michael Schenker

レスポールを弾く、若き日(16歳)のマイケル・シェンカーが見れます。この頃からマイケルの独特な音を出していました。ご存知の通り、ライブ中にギターの弦が切れた時、兄ルドルフの、フライングVを借りた事が切っ掛けで、マイケルのV伝説が始まりました。

 ご紹介のアルバム『Lonesome Crow』です。

恐怖の蠍団

恐怖の蠍団

 

バンド【Scorpions】のデビュー・アルバムには、マイケル・シェンカーがメンバーでした。スコーピオンズの原点、マイケルの原点を、ぜひ多くの人に知って頂けると幸いです。

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心の琴線

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