マイケル・シェンカー

【McAuley Schenker Group】This Night Is Gonna Last Forever

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今回はバンド【McAuley Schenker Group】のアルバム『M.S.G.』より、曲「This Night Is Gonna Last Forever」をご紹介させて頂きます。

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MSG

バンド【McAuley Schenker Group】の1992年に発表された3作目のアルバムです。アルバム名は『M.S.G.』という事で、何か特別な想いを感じます。ロビンとマイケルの2人のMSGとしては、このアルバムが最後となります。

前作『Save Yourself』と比較して、マイケル・シェンカー(Michael Schenker)のギターは、多重録音による重厚で美しいギターが目立ち、円熟した大人のギターに変化した印象があります。この多重録音により細かい音まで拘って曲の完成度を上げている徹底ぶりが良く伝わってきます。完成度を徹底して向上させようとしたロビンとマイケルのアルバムへの想いが伝わります。

そんな完成度の高さを求めたアルバムの中から、徹底ぶりを象徴するような曲「This Night Is Gonna Last Forever」を紹介させて頂きます。

ご紹介曲「This Night Is Gonna Last Forever」の原曲です。


MSG – This night is gonna last forever

イントロから、惜しげもなく美しいメロディーのリード・ギターが、これでもかと展開されます。そしてアコースティックのバッキングと共に歌(Aメロ)へと繋ぎます。非常に時間を掛けて作り込んだ事が伝わってきます。ロビン・マッコーリー(Robin McAuley)のボーカルも多重録音で綺麗にコーラスが入っている事からも、2人とも徹底して完成度の向上に取り組んでいる事が分かります。

2:55~3:24のギター・ソロでも、まったく粗さが無く、熟考された美しいフレーズに対して徹底してイメージ通りに演奏しています。ハモリのヴィブラートが完璧に揃っている所にも注目して頂きたいです。ソロ後も、常にロビンのボーカルに対して徹底してオブリガードを重ねています。

今回の「心の琴線に触れる音」は、イントロ部です。まるでシンセの様な綺麗なギターのトーンに加えてメロディーも非常に美しいです。マイケル・シェンカー(Michael Schenker)の徹底したフレーズ創りと完璧な演奏が、神(マイケル)の崇高な言葉にも聴こえます。

この時代のサウンドは、徹底した曲の作り込み(多重録音も含め)と完璧な演奏が特徴です。他のMSGには無い完成度があり、バンド【McAuley Schenker Group】としての集大成です。他のMSGアルバムには無い異色の作り込み作品が詰まっています。

ご紹介のアルバムです。 

M.S.G.

M.S.G.

 

バンド【McAuley Schenker Group】の集大成、この完成度を少しでも多くの人に知って頂けると嬉しいです。

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心の琴線

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