Asia

【Asia】Go

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今回は、バンド【Asia】のアルバム『Astra』より、曲「Go」をご紹介させて頂きます。

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Astra

アルバム『Astra』は、バンド【Asia】が1985年に発表した3枚目の作品です。ギタリストがスティーヴ・ハウ(Steve Howe) からマンディ・メイヤー(Mandy Meyer)に交代し、バンドのサウンドが変化してます。両ギタリストとも、味のあるギタリストですが、メイヤーの方がロック色が強く、エモーショナルなギタリストです。今は【Unisonic】で活躍しているギタリストです。

 マンディ・メイヤーの参加バンド【Unisonic】

www.kinsen.work

カイ・ハンセンとツインリードです。ボーカルは、マイケル・キスクです。

1枚目のアルバム『Asia』と2枚目のアルバム『Alpha』は、商業的に成功を納めましたが、この3枚目『Astra』は、商業的な成功には至らず、バンドは1985年~1989年の長い間、活動停止になりました。この3枚目のアルバムは『Arcadia』というタイトルを予定していましたが、アーケイディア (Arcadia) というシンセユニットのデビューが発表されて変更した経緯もあります。そんな不運なサードアルバム、実際のサウンドの出来は?と言うと、後任ギタリスト:マンディ・メイヤーの活躍により、素晴らしく高品質の作品に仕上がっています。前作までよりも、アルバム『Astra』の方がロック色が高く、個人的には好みです。ご紹介する曲「Go」は、非常にドラマチックでアルバムの中でも特にロック色が強い作品です。マンディ・メイヤー在籍時のバンド【Asia】の魅力を多くの人に知って頂きたく、この曲「Go」を紹介させて頂きます。

ボーカル&ベースのジョン・ウェットン(John Wetton)とギターのスティーヴ・ハウは、仲が悪く、ハウが脱退した事から、後任ギタリストのマンディ・メイヤーが加わりました。その後、バンドは再始動し、度重なるメンバー交代を行いますが、2008年には、オリジナルメンバーによるアルバム『Phoenix』を発表しています。またの機会に、ご紹介したいと思います。残念ながら、ジョンは、大腸癌で2017年1月31日に亡くなっており、ご冥福をお祈りします。もうオリジナル・メンバーでのステージが見れない事は残念ですが、色々な出会いの歴史があります。バンドは諸行無常、メンバーとの出会いは一期一会を心掛けたいですね。

ご紹介曲「Go」です。


Asia – Go (HQ)

イントロは、パイプオルガンの音から入り、シンセサイザーの電子音も加わる事で、神秘的なSFサウンドを演出しています。バンド【Asia】らしい空間の広がりを感じさせる楽器隊のサウンドに乗せて、ボーカルが入り曲がドラマチックに展開します。曲のモチーフとも言えるギター・リフは、非常にロック色の強いサウンドです。曲のサビは、モチーフとなるバッキングに乗せて、ボーカルは、ほぼ「Go!」のシャウトだけです。楽器隊が主導という珍しいサビ構成ですが、違和感が無く自然で、哀愁漂う至高のサウンドになっています。

今回の「心の琴線に触れる音」は、至高の完成度のサビ部と、2:15~2:42辺りのマンディ・メイヤーによる名演です。間奏では、キャッチーなフレーズをエモーショナルに演奏し、最後はモチーフとなるギター・リフ全開で締めます。曲の全体を通じて、多数の細かいギターの音が丁寧かつエモーショナルに入っています。演奏に派手さは無いですが、曲の完成度を第一として良い仕事をしています。

当時のPVです。


 Asia – Go

SF的なイメージの映像に合わせて、当時の貴重なメンバーの映像も見れます。

ストーリーは・・・詳しくは不明ですが、曲と映像で創造が膨らみます。

 ご紹介のアルバム『Astra』です。

アストラ

アストラ

 

現在バンド【Unisonic】のギタリスト:マンディ・メイヤー。彼のバンド【Asia】在籍時のアルバムです。ロック色が強まった名作アルバムを、少しでも多くの人に知って頂けると嬉しいです。

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心の琴線

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