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【Crematory】I Never Die

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今回は、バンド【Crematory】のアルバム『Act Seven』より、曲「I Never Die」をご紹介させて頂きます。

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Act Seven

バンド【Crematory】は、ドイツ出身のゴシックメタル・バンド、メロディックデスメタル・バンドです。ご紹介のアルバムは、6枚目にあたります。バンド名の日本語訳は、「火葬場」です。この手のバンド名にありそうな単語ではありますが、改めて日本語化するとインパクトを感じます。デスボイスだけでは無く、通常ボーカルを使い分けており、期待通りのメタルギターのリフは勿論、キーボードが奏でるキラキラした動きが素晴らしい世界観を作っています。楽曲についても、飽きの来ない完成度の高い曲が多いアルバムです。そんなアルバムの中で、 今回は彼らの特徴が分かりやすく表現されている曲をご紹介させて頂きます。


Crematory – I Never Die [OFFICIAL AUDIO HQ]

重厚感のあるギター・リフ、絶妙なキーボードのエフェクトが加わった素晴らしいイントロから曲が始まります。そこからデスボイスのAメロへと続きます。全般的にキーボードが非常に効果的で、神秘的な雰囲気を作っています。曲自体の構成は起承転結が明解でメリハリのある構成となっており、世界観も明確で様式美を感じます。曲の中に吸い込まれる感覚があり、曲としての完成度の高さを感じます。

楽器に関しては、ギター・ソロが無く、キーボード・ソロに関してもメロディーが無く、環境音楽的なサウンドを特徴としています。ヴォーカルに関しては、Aメロ・Bメロにはデスボイス、サビには通常ボーカルが使い分けられています。

イントロからAメロ・Bメロは、非常に分かり易く、聴いていて心地良くもあります。聴いていて自然にメタルのツボを刺激されます。

今回の「心の琴線に触れる音」は、Aメロ・Bメロのデスボイスから通常ボイスのヴォーカルに切り替わる、1:20~1:51のサビ部分です。キーボードによるキラキラした音が非常に効果的です。ここを聴くと、汚れた煩悩が溶かされて浄化されてゆく様に感じられます。更に間奏からAメロへの戻りも構成美を感じます。大きな聞き所でもある、3:20~4:11の間奏部、4:11~5:00の展開部では、曲に大きな変化を付けています。これらの展開により、非の打ち所が無い程に曲の完成度が高く、飽きる事が無く何度も聴きたくなる曲です。

【曲構成】

0:00~0:32、イントロ部

0:32~1:20、Aメロ・Bメロ部

1:20~1:51、サビ部

1:51~2:00、間奏部

2:00~2:47、Aメロ・Bメロ部

2:47~3:20、サビ部

3:20~4:11、間奏部(キーボード・ソロ)

4:11~5:00、展開部

5:00~5:15、Aメロ

5:15~終わり、サビ部

 ライブ映像


Crematory I Never Die

バンド【Crematory】の独特な世界観、曲の構成美を、少しでも気に入って頂けたら幸いです。 

 ご紹介のアルバムです。

Act Seven (Reissue)

Act Seven (Reissue)

 
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心の琴線

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