ご無沙汰しております。こういちです。2021年の夏を最後に5年ほど更新が止まっていましたが、今日からまた「心の琴線に触れる音」を綴っていきます。
今回は、バンド【Polyphia】のEP『The Most Hated』より、曲「Goose」をご紹介させて頂きます。
Polyphiaと『The Most Hated』
Polyphia(ポリフィア)は、テキサス州プラノを拠点とする、主にインストゥルメンタルのプログレッシブ・ロック・バンドです。編成は、ギターのティム・ヘンソンとスコット・ルペイジ、ベースのクレイ・ゴーバー、ドラムのクレイ・エシュリマンの4人。バンド名は、複数の旋律が絡み合う音楽を指す「ポリフォニー」に由来しています。2本のギターが織りなす旋律こそ、このバンドの真骨頂です。
『The Most Hated』は2017年7月21日に発表されたEPで、全6曲、「Goose」は3曲目に収められています。テクニカルなギターに、ヒップホップ、ジャズ、R&Bの影響を受けたグルーヴを融合させた作品です。タイトルは、どうせ嫌われるだろうと分かっていて付けたものだそうです。
Polyphiaを知ったのは、たまたまYouTubeで流れてきたこの曲でした。心に響いて調べてみると、インストゥルメンタルのバンドだと分かりました。他の曲も聴いてみると、音楽性が非常に高く、ギターも超絶に上手い。さらに見た目まで格好良い。これは凄いバンドだと、すっかり惹き込まれました。
名曲「Goose」の解説
歪みの少ない、クリーンに近いトーンで奏でられる、どこか哀しげな曲です。
テクニカルなバンドの曲でありながら、聴き終えて残るのは技巧の印象ではなく、独特の世界観です。展開は複雑なのに、単調さも不自然さもなく、ひとつの流れとして自然に入ってきます。表面的な音の組み立てではなく、深い内面があって初めて生まれる曲だと感じます。
聴き所は、イントロの0:00〜0:20です。曲全体のモチーフとなるフレーズが提示される部分で、なんとも独特な響きを持っています。テクニカルな面も大きいのですが、それでいて哀愁があり、音楽的に深く味わえる。ここが今回共感したい「心の琴線に触れる音」です。
派手さで惹きつける曲ではありません。ときどき腰を据えて、じっくり聴きたくなる。そんな味わい深さのある一曲です。
動画
「Goose」のYouTubeリンクです。
作品紹介
最後に
私にとってPolyphiaの入口は、この「Goose」でした。ハードロックやメタルの文脈から聴くと、最初は驚きがあるかもしれません。それでも、このバンドの奥行きに触れるには最適な一曲だと思います。ぜひ静かな夜に、じっくり聴いてみてください。
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